第九話 「包丁持ってプレーニング!」 の巻


 みなさま、お寒うございます。冬眠中で海から足が遠のいてる方、年度末繁忙期に片足突っ込んでる方、または雪山でカーヴィングに陶酔しまくってる方、色々かと思います。かくいう私も冬にもかかわらず海通いを続けているとは言え、結構スケジュールに余裕があるこの季節は、エフ・アール・イー・イー、【 Free! 】 な週末を満喫してます。

 好きでのめり込んだヨットだけど、ある程度長くやっていると(スキルは伴わず、年月だけですが…タハッ)色々な「役」が回ってきます。テーザー協会の季刊レター (エッヘン!編集長だす!読みたい人は入会すべし!でも別にダジャレとかシェーとかギャーとか書いてるわけじゃありませんからね、念のため) 、レースの告知とかエントリーの取り纏めとか、そしてHMYCレース委員会、その他色々。まあ普段楽しませてもらっているのですから当然のご奉仕ですけどね。給食当番みたいなもんです。そういう課外活動に加え、春になってレースの予定がたてこんで来ると、もうイッパイイッパイになって怒涛のような日々に流されまくりです。ヨット漬けってやつです。

 そうやってめまぐるしい日々を過ごすのはある意味シアワセな事なのですが、重大な問題がひとつ。家が…、家がーっ…、すごいことになるんです。要するに家事をやる時間がないんです。洗濯も、掃除も、買い物も、草花の手入れもー!!これらをこなすには、もう寝る時間を削るしかなくなります。家庭ホーカイのキキです〜!

 スーパーサラリーマンセーラーこうたんとかいうオモロイおっさん、(あ、もとい、元気でステキなお兄様)、いますが(笑)、それを真似してスーパーOL主婦セーラーとか言ったって、はっきり言ってそれは「悟り」でも開かない限り、絶対に、ムリ。まあ、わたしは「忙しくするのが好きな人」かもしんないので、適当に緩急織り交ぜて楽しんでますけどね。

 そんなわけで、スケジュールに余裕のある冬の間は結構時間があって、ヨットも月2回のクラブレース以外は、マイペースな日々。土曜の朝は寝坊して陽だまりの中でブランチとかもできるし、まるでカタギの人みたいに日の高いうちにスーパーにお買い物に行って、夕方から鍋を囲んだりできます。家の中も年末大掃除の成果がGWくらいまでは持ちこたえそうで、結構ピカピカをキープできるんじゃないかと(目標)。

 前置き非常に長くなりましたが、そんな中、最近家事に勤しむ中で 超!エキサイティングなこと発見! それはズバリ!  キャベツの千切り!』 

  今までわたしはスライサー派だったんだけど、やっぱ包丁で「手切り」がキホンでしょー〜! (ちなみに愛用していたスライサーは葉山のレースの賞品でゲットしたやつです。ありがとうユタカ様) わたし的にはキャベツの千切りを大量にこしらえる時は、まず包丁を研ぎます。で、一番大きなまな板を出して、姿勢を正し呼吸を整え、一気に シャッシャッシャッシャッシャ…!
うひょーーー!これって結構ストレス解消になります〜。いかに細く速く続けて切るか…集中、集中〜、ぜぃ、ぜぃ。
  これってまさに、尾てい骨に波を感じながらプレーニングし続ける「あの」感覚にクリソツです。(ホントか?)

 難点は、終わった後ぐったり疲れてもうご飯作るのがやになることですかねえ。

うーん、深い…

 

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