晴れ時々沈1


晴れ、時々沈
Vol.1 「1999年ワールドへの道」

HOBBY HAWKの万年ヘッポコクルーのわたしが、
「センス抜群でコースを引けるイカすクルーになりたーい!」 ってことで一念発起。
「極秘ブロジェクトW・コードネームうなぎパイ」 に向けての修行の日々の様子を
アホっぽくお茶の間にお届けします。
ご意見・ご感想はメールまたはゲストバースへ・・・ 


9月17日(金)
わーるどわいどな人になるの
〜。

 台風接近に伴い怒濤渦巻く稲毛にて、最後の整備をおこない、カートップを完了。いよいよ今週末から 極秘プロジェクトW・コードネームうなぎパイ ならぬ、テーザーワールド出場すべく、浜名湖へ。思い起こせば昨年末、ヨット部忘年会の席が ワールド出場大決起集会 みたいになって鼻息荒く帰宅し、一言。

「アタシ、ワールドに出る!!」

と言い放ったのがはじまり。あれから稲毛道場に入門したり、浜名湖、芦屋、猪苗代などに遠征したり、ホント色々なことがあった。今までのヨット人生の中で最もこゆぅい時間を過ごしてきたような気がする。本当に、大人になってからこんなに何かに熱中したり、悔し泣きするくらい真剣に取り組んだり、知恵熱でちゃうくらい考えたり学んだり、そんなことがあるとは思ってもみなかった。でも本当に楽しく充実した時間だったと思う。

 それでも大好きなHOBBY HAWKのレースだけは意地になって参加してきたけど、今回みんなは初島レースへ、わたしは一人浜名湖へと行くことになった。

 わたしみたいなのが、ワールドになんて出ちゃっていいんだろーか。そういう 後ろめたさ は今も大いに背負っているけれど、わたしは所詮経験も少ない新米クルー。だから人より一つでも多くのことを学んで来たい。そう、だって1週間もの長い間、恐れ多くもワールドという舞台で、全部で10レースもするんだから。それだけでもわたしにとってはすごい事。もしかしたら最終日を迎える頃には初日よりも随分上手くなっちゃったりして・・・。そんなレースにしたいなぁ、何でも吸収して、ひと回り大っきくなって帰って来たいなあ、そう思ってる。

 いよいよ「泣き笑いセーリング道場 」の卒業試験。何度言っても「お笑いセーリング道場」とか言う輩(-_-)もいたけどサ、本当にわたしは泣いたり笑ったりしながら、ますますヨットにのめり込んできた。知れば知るほど奥深くて、もっともっと知りたくなるヨットの世界に。

それでは皆さん、行ってきま〜す。ぱふぱふ〜!


9月12日(日)
本番直前模擬試験!

 いよいよ 今日は最後のフリートレース。今までやってきたことの総まとめ。レース海面に着くと西寄りの風、10ノット程。9月に入ってもうだるような暑さで、「あ゛ー、なんかぎもぢわるー」とだれだれ。でもまずまずのコンディション。

 第1レース下1からスタート。返すタイミングを逸してしまい、結局一番下から最後に返す羽目になる。いっつも言われていることだけど、コースエンドは危険が一杯。特にわたしみたいに自分のコースに強い自信を持てないようなへなちょこナビには、冒険なんかするよりも、常にフリートの中央に位置することを心掛けてフレキシブルに振れや他艇の展開に対応できるようにしとくことは結構重要なポイント。後ろは引き離したけれど、上位常連組には付いてくのがやっと。着順4位だったけど、リコール艇があったため1つ繰り上がり 第3位

 第2レース、同じようなレース展開だけど、またしても第1集団と第2集団の差がパックリ大きく開いてしまっている。かろうじて第1集団に入っているけど、なんとか付いて行っているだけなので、前の方とレースらしく絡んでいきたい所。内容的には動作系のミスが減ってコースに集中できた。 第4位

 第3レース、ずっと競っていたというか追い掛けていた岩田艇についに2上で並ぶ。それからは下後方に置いておきながらケア。相手のタックを見て落ち着いてルーズカバー。スピードも角度も互角なので押さえている限り完全に相手をコントロールできる。 きゃー、わたし、こんなにしっかりカバーとかすんのはじめてなのよぉ〜、 と内心ちょっとワクワクする。上マークのアプローチで、ポートでレーザーとミートしたけど、運良く前を切れたので、ロス無しでアプローチ成功。この時後続艇は2艇のレーザーとミートしてメロメロになり大きく遅れる。これもきちんとカバーしておいたおかげ。わたしの判断で相手を追い込んでおいてそのまま逃げ切ったのも初めてのことなので無性にウレシイ。 うっほっほーい! 田中艇に続いて 第2位 でフィニッシュ。

 第4レース風がちょっとあがってくる。バングとアウトホールをキンキンにするくらいになると、途端に動きに余裕がなくなってしまう。このくらいの風、何度も何度も乗っているんだから落ち着いてやればどうってことないのにー。1上の途中で早めに打ったタックが功を奏し、またまた先頭2艇と絡む。下先行されていた田中艇にすかさずピンチされてシットエアを受ける。しかもスピードもある。 スゴイ〜。 タックの後にクルーの スーパーハイクアウトもスゴイ〜。 カッコイイ〜。 2上回航ではポートアプローチしてきた艇がマーク2艇身以内でタック。これをラフして避ける羽目になったので口頭で抗議を伝える。相手艇はその後くるくる回ってペナルティ解消。でもやっぱりトップの田中艇には届かなかくて 第2位。

 総合成績はラッキーもあり 第2位!! なかなかイ〜感じで終えることができたので、もうこれで おしまいにしときたい! これ以上やるとまたボロが出ちゃうからー。いい風だったし時間もまだあったので、師匠に 「ヘルム練習する?」 って言われたけど 「うんにゃ、帰る!」 と言い放つ。いいの、いいの、この感じのまま浜名湖へ行くの〜!

 ということでいよいよ来週から 「極秘プロジェクトW・コードネームうなぎぱい」 (しつこい?)が始まります。


9月4日(土)
苦手克服対策講座

 今日はたぶん、本番前の最後のれんしうになる。マーク回航前後の動作練習を徹底的に身体にしみ込ませてしまおうと、浮標を下マークに見立て、サイドマークを打って、上マークは想定して回るというコース練習。10〜12ノットくらいの練習日和の風。

 まずはじめに上→サイドとサイド→下の回航練習。ベアダウン(上マーク回航)の後のシュラウド、リーダー、アウトホールなどセッティングのチェンジと回航直後のスピードビルド。ジャイブの後は、下マーク回航のどのくらい手前でクローズのセッティングに変更するかを自分のスキルに照らし合わせて何度もやってみる。シュラウドが一発で引ければいいんだけど、そこでモタモタしているとリーダーをスライドさせてるうちに回航になってしまい、ジブの引き込みが間に合わなかったりする。

 次にマークを上マークに打ち変え、ウィスカーありの上→下をひたすら繰り返す。上マークのレイラインでのアプローチタックのタイミングも、だんだんジャストで決まるようになってくる。振り向いた時のマークの位置、この感覚を忘れないようにしとかなくっちゃ。下マーク回航ではサイド航と同じようにセッティングの変更をしたあと、ウィスカードロップしてセンターを入れてリーダーを入れるという動作が入るので、とっても忙しい。でも今まではただワラワラと気がつくものからこなしていっていた感じだけど、繰り返しやっておけば、知らずと頭の中が順序だててスッキリ整理されてくる感じ。アーリーポートの場合でもそんなに慌てる必要はなく、最後のジャイブの分ちょっとだけ余裕をみておけば良いのだ。風があがってきた場合を想定して、一人ウィスカーアップ、ジャイブ、ドロップの練習などもして、本当にヘロヘロになったけど、不安要素を徹底的に練習できたので、結構満足。

 うーん、まじめなレポートぉ〜。(うっとり)


 

8月29日(日)
アツイ稲毛

 今日は、稲毛フリートのレース。レースって間が開くと感覚を取り戻すまでに時間がかかるから、2週続けてレースっていうのは結構ステップアップのチャンスなのだ。

でもねぇ・・・風がじぇんじぇんないんですよねぇ・・・。

 丘でも回答旗、ようやくレース海面に辿り着いても風がまったくなく回答旗。1時間以上酷暑のレース海面でブラブラしていて、なんかもー、頭悪くなりそう。おまけにどっかの会場でヘタクソな学生バンドみたいのが シャウト していて、暑苦しいったらありゃしない。 頼む、頼むから、涼し気な女性ボーカルでボサノバかなんか唄っちくりー。

 やっっっっっと少し風がやってきて回答旗が降りる。シフトも大きくガスガスの海面。スタート直後風は右に振れ片上りっぽくなる。長いタックを先に走るという大前提を実行してみたけど、ロールタックが決まらずに失速してしまったり、最後のアプローチで大きなヘッダを食らったりで散々。フリーで前に詰め寄り、上りでまた離されるといういつものパターンで第1レースを終える。

 またまた長〜い風待ちの後、第2レース。スタート10秒前くらいできれいに列が出来上がった時に大きく風が振れ、ポートの風になってしまう。素早く対応できた順からスタートした感じ。まずまずのスタート。先にスタートしたレーザー軍団は、左海面が伸びていたので左を使う戦略でいたけれど、今となっては左はあんまりよくない。田中艇は執拗に右海面を攻めているので何かあるんじゃないか、吹いて来るんじゃないか、と気になるんだけど、わたしたちは1レース目でフリートの一番外側に位置していたために一発のヘッダで痛い目にあってしまった。そんなこともあり中央やや右くらいの海面を使い、あとは風の振れを見て行こう・・・と思った直後、右から一筋のきれいなブローライン。 あぁ、右に行った艇はみんな動く歩道に乗って行ってしまった・・・。 フリーはトリムさえ決まればスピードはあるのでもっともっとミスを減らせれば順位をあげることができるはず。結局その後も超微風&驚異的な振れでレース続行は難しく、ノーレースとなる。成績は真ん中。

 本番まで残すところ3週間!来週のれんしうで今までのまとめをして、あとはリラックスして本番!

 


8月21日(土)〜22(日)
みちのく良いトコあ〜こりゃこりゃ

 今日から2日間、猪苗代国際オープンヨットレースに出るために福島県は猪苗代湖にやってきた。テーザーセイラーにとっては、 極秘プロジェクトW に向けて最後の公式戦・東北選手権も兼ねている。早朝に東京を出発し、8:30頃猪苗代着。地元セイラーの他に、関東を中心に全国各地からカートップで集まってきた。

 晴れ、南よりの超微風の中を出艇。沖に出てしばらくすると水が思い掛けなく透き通っていることを発見して驚く。あたりを改めて見回すと緑濃い山々にぐるりと囲まれた う〜んウツクシイ湖。

何だかなぁ
ヨットレースなんかやめて
アクアミューズかなんかでのーんびり雲を見ながら
考え事でもしてたいな。・・・

 なーんて詩人ブッてしまうのは湖がウツクシイからでもなんでもなく、1ケ月れんしうをサボっていたのでちょっと逃げが入っているのだ。参加艇はテーザーが十数艇の他、国際14・B14・レーザー・ホッパー・ホビー・モス等、 総勢80艇ほど。 しかも一斉スタートなのでスタートはすごい事になりそう。

 それにしても風が無い。レース海面に辿り着いたけど間もなく回答旗が揚がる。さっそく其処此処で水遊びが始まる。ベトベトしないし吸い込まれそうな透明な水で気持ちイー。しばらくの間、風は気まぐれに振れ回り、その後ふわっとした低い雲がやって来た。その下から筋状のブローラインができ、ミントブリーズが首筋を駆け抜けた。

 第1レース、2回のゼネリコの後、上寄りからスタート。 え、え〜と、・・・何すんだっけ? (汗) とすっかり舞い上がってしまいワラワラ。いつまで行くつもり?とばかりに師匠からタックのコール。あ、そうだった、コースを引くのだ(-_-)。真ん中スタートだからあっと言う間に上マークについてしまう。スターボでアプローチに入ったところ風が振れ入れなくなる。うぅ、これでちょっと置いて行かれる。微風下のアビームで引いても出してもテルテールが流れず、何だかトリムがわかんなくなっちゃう。海と違って波もないのでなかなかスピードに乗れない・・・。テーザーでは真ん中くらいでフィニッシュ。

 第2レース、スタートもまずまず。1上までは前の方に絡んでなかなかの走り。いつもはフリーが挽回のチャンス。ジャイブのタイミングとトリムの善し悪しで神経戦となるが、下マークでインを取られそのままぶっちぎられてしまったりしてなかなか上手く行かない。2上レグでコースを外してしまい、いいトコ行くと思ったけど4位か5位くらいでフィニッシュ。1日目のレースはこれでおしまい。

 夜は100人以上集まって盛大なウェルカムパーティで中華料理をたらふく食べる。その後大成チームと合流して「みなとや」に宿泊。畳に布団を敷き詰めて、修学旅行みたいでなんか楽しい。

 翌日の朝は一面霧の中。昨晩は気温がぐーんと下がったらしく視界不良。朝食を食べたりしているうちに陽が昇り心配した霧もどこかへ行ってしまった。

 第3レース、昨日よりも格段にいい風が吹いている。でも湖らしく40度50度平気で振れ回る。振れタックもあまりやりすぎるとかえってはまったり、パフも上から降りてきて放射状に広がってから消えてしまう感じで、結果的にその場所に入ってみないとわからない風。そして今回の堂々の チョンボベストワン! 、3回目の上りでフィニッシュなのに何故かまだだと勘違いしてフィニッシュラインを通り過ぎてしまう。 あぁ〜、やってもうた。 いつまでたってもアプローチのタックを打たないのでおかしいなぁと振り向いた師匠の顔がフリーズする・・・。 コ、コアイ。 でも何故かそんなに怒られなかった。うーん、なぜだろう??

 第4レース気温が上がりいい風がバンバン入って来た。フルハイク、バングもアウトホールもキンキンにして、それでもちょっと逃がす感じ。右に伸ばしてリフトの風を掴み、コースも順位もまずまず。

 総合成績は平々凡々、80艇中41位、テーザークラスでも真ん中あたりに付けた模様。(今日現在まだ成績がわかりません)

 わたしにとっては第1レースを除き、順位は別としても全体的には満足できる内容。頭悪すぎのチョンボもあったけど、前よりはずっと冷静にコースを引けるようになったし、周りも良く見えるようになってきた。でも何よりも一番の収穫は、レースを楽しめるようになったって言うことかなあ。

 帰りは猪苗代地ビール館にて 黄金色のピルスナ〜ビ〜ル (解説:ビターホップとアロマホップをバランス良く使った生きた酵母の咽ごしの爽やかなビール、らしい)をいただきー、 巨峰ソフトクリーム とー、あとはー、ドライブインで ジャンボつくね にも惹かれたが、迷った末大根おろしのたっぷり掛かった からみ餅 に決断した所売り切れで超カナシクて、結局 梅タコ焼き にしたけど梅なんか入ってなくて実はうめ〜タコ焼きと掛けたかっただけだと判明したけどなかなか美味しくてシアワセな気持ちになってー、嗚呼、もっともっと書きたいけど、これ以上書くとレースより食べ物のことが長くなっちゃうからこの辺でやめとくー。


ちょっとだけク〜ルダウン

 浜名湖での練習会から帰って、とっても落ち込んでしまった。そんな一朝一夕にできるようになるなんて思っちゃいないけど、あまりにもいっぺんに色々なことを詰め込むことになり、わたしのちっぽけな脳ミソは飽和状態。ちょっとへこんでしまったというのが正直な所。もー考えるだけで知恵熱が出て、腸捻転を起こしそう。(なんだそりゃ?-_-)

 このままじゃ、大好きなヨットが楽しくなくなっちゃう!何のためにやっているのかわかんなくなっちゃう!という危機感から、夏休みは遂にカイガイ逃亡を企ててしまった。本番の プロジェクトW まであと1ヶ月というのに・・・。

 でも 充電完了! 今週末はまた師匠と共にみちのくに遠征。気を取り直して ブリブリ行くのだぁ〜〜〜!


7月17日(土)〜18(日)
浜名湖れんしう会

 プロジェクトW (コードネームうなぎパイ) を2か月後に控え、今日から2日間浜名湖で最後の練習会。コーチにヨンナナワールドチャンプ堤氏をお迎えして皆さん気合十分。そして何となく気後れしてしまうわたし。湖面は腰の軽い南寄りの風が程好く吹き、ちょうどフルハイクするくらいの絶好のコンディション。

 まずはじめにグループに分かれてクローズ練習で走り比べ。新しいジブシートが細めでちょっと長かったのと、エンドがリードから抜けないように両端を結んだのが原因でこんがらがってこんがらがってもー大変。師匠と乗るのも久し振りなので、なんか動きがしどろもどろで調子が出ないままクローズ練習を終える。 あー、なんかブルー。

 その後コースが設定され、スタート練習2回のあと、3回目はそのまま上→サイド→下回り込みというのをひたすら繰り返す。

 毎回海面を見て、どちらが有利か、どのようなコースを引くか師匠と話し合う。何度も何度も何度も何度も何度も何度もやっているうちに、なんだか良く分からなくなってくる。短い一本のコースなのでコース引きというよりは、いい位置でのスタートと、いかにフレッシュエアの中を走るかということが全て。初っぱなのコース練習ではタックを打つタイミングが悪く、まずい所へどんどん入り込みあれよあれよと遅れてしまう。

ディンギーのシットエアってこんなにも強烈なのかぁ!

と、目からウロコが落ちる。混みあったフリートでは風を拾うことよりも、相手に対してのポジショニングがとっても重要、それを瞬時に判断してコースに反映させないと自滅してしまう。 ガツンと来た〜〜。

 次からはいいポジショニングを最優先にコースを考える。で、単細胞のアタシなので、あちらを立てればこちらが立たず。フレッシュエアばかりが気になって、ついつい周りと逆タックを伸ばし過ぎ、気づくと大きくゲインされてしまうことしばしば。だいたい皆さん素人さんじゃない。ウマイのだ。振れタックをしながら有利な海面を使うなんてのはきっと目ぇつぶっててもできるのだ。

 ミートの時に前を切れるかどうかも感覚的にわからない。迷っているうちにドツボのつぼ焼き(泣)になって、師匠の機嫌を損ねることになる。将棋みたいに先手先手を読まないとレースなんてさせてもらえそうにない。

 上手く行ったのは一つだけ。フリーは師匠も得意なのでわたしがちゃんとできれば差を縮めるチャンス。スピードビルドはクルーの役目。マークが近づくときの緊張感がたまらない。目だけはテルテールだけを見つめながら、バランスアンテナを張り巡らして手探りでギアをチェンジ。腹這いになってジブシートを外取りしてきれいなカーブを作り続ければ、やっぱ速い。近寄ってきたコーチのテンダーに「スピードありますね」と言われ、ちょっと嬉しかった。・・・と、自分を励ますために書いとこっと。

 一体何十本のコース練習をしたんだろう。もう脳ミソが全部耳から流れ出ちゃった感じで、何が何だかさっぱりわからない!胃腸の丈夫なこのわたしが吐き気と胃の痛みで前かがみになってしかめっ面。どんな 恐ろしい形相 でいたかと今想像すると吹きだしてしまう。

 とにかくわたしにとってはものすごい内容の こゆぅい トレーニングであった。自分の未熟さと前を走ることの難しさに、 マンモスに踏みつぶされたみたいな挫折感  胸焼けみたいな自己嫌悪

 コースのことでは初めて師匠に言い返してしまったけど、だいたいわたしの引くコースには、はっきりと対立するだけの根拠なんて最初からないのだ。悔しくて情けないけどホントのこと。

 セーリングのエッセンスをびっくりするくらい全部いっぺんに体験した二日間だった。こんな本に書いてあるようなことを全部身をもって体験することなんて、クルーザーではなかなか考えられない。乱れた風?ホープレスポジション?フムフム本に書いてあったけどそうね、なんとなくそんな感じ?という程度がせいぜい。でも今回はそれを痛いほど思い知らされた。頭もクルクルと回転させないと、次から次へとやってくる展開にとてもとてもついていけない。

ディンギーって、頭も体も本当に忙しい!

 ・・・。本番は一体どうなるんだろう。体力も精神力もスキッパーとのコミュニケーションもずっとベストな状態に保てる自信なんてこれっぽっちもない。だいたい1週間も続けて毎日レースしたことなんて、今まで一度もないんだから。

わたしは変われるのだろーか。人足じゃなくて、トリムロボットでもなくて、セーラーと言えるクルーになれるのかな。

とにかく〜、泣いても笑っても極秘プロジェクトWまであと2か月。


7月5日(日)
ガングロサクソン

 今日は2回目のIST参加。でも風はおさまらず、稲毛は赤旗で11:00にISTは中止となる。

 ヨット界は狭いもので、稲毛フリートに見たことある人発見!昔葉山で活動していた 「夕焼け小焼け」 に乗っていたトモナガさんで、ニッポンカップ予選のコミッティボートで一緒になってF旗だのP旗だの揚げたことがある。

 そういえばあの時、今もどこかを旅してる南波さんも一緒だったんだけど、どうしても「夕焼け小焼け」の艇名が覚えられなくて、何度教えても 「赤とんぼ」 と言っていた・・・(-_-)。南波さん、赤とんぼちゃうで。

 そんなわけで本日もハズレ。
卒倒しそうな炎天下なんだけど、これがまたおしゃべりが続く続く。わたしも稲毛の奥様達にいかにフネの上でスキッパーとケンカしないようにするか、なーんてことをトクとご享受いただき、飲んだり食べたりして今週もまたすっかり ガングロサクソン。 うるさい、いーんだ、ほっといてくれ。(-_-)


7月4日(土)
ドンドン吹き吹きドン吹き吹き

 午前6:30目覚ましが鳴る。
目を閉じたまま目覚まし時計を鷲掴みにしてベルを止め、そのまま手探りで受話器を取って寝ぼけたままオンフックで045-177にダイアル。ここまでは毎週毎週繰り返される作業で、もう身体が覚えてて勝手にやっちゃう。時々平日にもやっちゃったりするんだけど。

 聞いてるうちにだんだん意識がはっきりしてくる。
強風波浪注意報 ・ 南西の風強く雨、 最大風速13メートル〜15メートル。

・・・・・・。
ま、でも行ってみないとわかんない〜ということでパッと起き上がる。

 いつものように逗子湾のハジッコで デニる。海は南が入って来ているけれど、まだ波はナシ。午前中だったら遠出しなければ出せるかなぁという感じ。ブッチーの到着を待って指示を仰ぐことにする。

 天気予報というものは当たるもので、そのうちバンバン吹いてくる。出艇は断念し、細々としたメンテナンスをはじめる。お昼前、 米ちゃん登場。 なんとあの 黄金色 のステキな飲み物を持って・・・!(うっとり)
越後屋の天丼を食べて、練習会のビデオを見て、最後に浜に行きドン吹き見物。波がひっきりなしに打ち寄せ、ウィンドの上級者が右へ左へ横っ走り。

 わたしたちはと言えば、海に向かって両手を広げTシャツをビロビロはためかせ、 TMレポリューションごっこ をしておしまい(-_-)

嗚呼、なぜこんなにもオツムが弱いのだろう・・・。



6月27日(土)
ホーホケキョ・となりのスナイプ君

 本日も雨、梅雨真っ盛りヨット部秘密練習。
でも会社と違ってこれがまた、目覚ましが鳴るとパっと起きて、 「さ、れんしう、れんしう〜♪」 と朝っぱらから元気ブリブリなんですよね〜。ナハハ〜。

 逗子湾は北の風5ノットといった所。今日も水がすんごく澄んでいる。沖に出れば少しはイイ風を拾えるだろう、と淡い期待を抱きながら10:00出艇。葉山沖にやって来ても先週と同じくだ〜れも居ない。上下を想定して走り、ロールタックをバシバシっとやって、ウィスカーのアップとドロップ、ジャイブを繰り返す。だんだん小気味よくできるようになってきた。

 そのうち森戸沖に、スナイプ3艇とシーホース3艇がやってくる。なんか先週と同じメンツって感じ。チキショオいーなー仲間が居て。テーザーは ひとりぼっちっち なんだよぉ〜、 頼む、頼むから仲間に入れてくれぇ〜、 ってことで中央大のコース練習に入れてもらう。三角をぐりぐりっとやって結構楽しかったけど、そのうち風はさらに無くなり、どっかの岸辺で 「ホーホケキョ」 とうぐいすの声。 まっっったり とした空気が流れ、ついにセールもバッタバッタと揺れはじめる。となりのスナイプクンも引き揚げてしまった。

 森戸海岸にテーザーの気配を探すが見当たらない、仕方なくお昼にしようとスキッパー交代して戻る。うーん、どーにもこーにも風がない。何とも退屈で足をジャボジャボ水につける。お、これは抵抗になるからいかんいかん、突然血迷ったおぎゃわクンがウィスカーポールを水面につっこんで漕ぎはじめる。 おぉ、進む進む。 わたしも調子を合わせてラダリング。・・・と、また 余りにもオツム弱い二人であった(-_-)

 森戸沖から逗子海岸まで、何と1時間半。お昼ごはんを食べて、しばし風待ちをすると、そよそよと南風がやってきた模様。砂浜に続くトンネルから南風が吹きぬけてくると、うれしくて坂道を下る足が小走りになる。

 森戸沖にテーザーも見える。すぐに合流しコース練習に参加。(乱入とも言う-_-;)。結局浜に帰ったのは17:00。うーん、風なかったけど今日もどっぷり海。楽しいれんしうであった。



6月19日(土)
アブナイふたり

 今日は師匠の元を離れ、久々にヨット部の練習に参加。小雨がぱらついてるけど、気にしない気にしない(^_^)。ちょっと早めに逗子の艇庫に到着。
 ブッチーは2708のリペア、わたしとオガワクンは、本降りにならないうちにと2706艇で10:00出艇。先週までの真夏のような暑さはどこへ?というくらい朝から 寒い雨 そして ベタ・・・。
 前日から北風が続いたこともあり、逗子湾の透明度はグーンとあがり底まで見える。稲毛での反動か?それだけでなんかウレシクなり、 「きゃぁ〜、もぅ、泳いじゃおっかなぁ〜」 などとはしゃぎまくる。気付くと雨はザーザー降りとなり、だ〜れも出ていない雨の逗子湾内で 楽しげにロールタックをかましまくるアブナイわたしたち。 傍から見ると、こりゃもうまさにオツム弱いって感じー。
 ホモビーチより沖へ出ると、逗子界隈お約束の北東っけのブローをつかまえて、やっとハイクアウト。森戸沖で練習するスナイプとシーホースにネチネチ絡みながらいやらしく走り(笑)全身ずぶ濡れ、でもしょっぱくないのは雨だから。上りになるとさすがに寒くて ハラヘリヘリハラ になったので、13:00過ぎ、ちょっと早めだけど本日の練習終了。熱ーいシャワーをかぶった後、3人でラマーレでランチを取り、その後ルールブックとにらめっこして勉強会という一日。

 極秘プロジェクトW・コードネームうなぎパイまであと13週・・・。どうみても力不足のわたしは雨だろーがベタだろーが、とにかく人より沢山海に出るしかない。家に居てもどうせヨットの亊しか考えないんだから、だったら海に出て風にあたりながら考えたほうがいいし、「わたしは練習してる」って思うだけでもちょっとだけ不安な気持ちが和らぎ、精神衛生上も大変ヨロシイのでーす。


6月12日(土)
イソジンの海でトリップ!

 水温が上がった稲毛の海はうがい薬 「イソジン」 のような色。「うぇ〜ん、わたしは葉山育ちなんですぅ〜」なんてブツクサ言いながら茶色い海に漕ぎ出す。梅雨だというのにカラッと快晴、安定した南の風10〜12ノット。

 練習エリアまではわたしが舵を持ち、クローズの練習。力がなく、メインの小さな出し入れがどうもうまくできない。最後のひと引きは腰を使って引かないとムリなのでハイクアウトもままならない。ださー(T_T) 「ツボに入っている時はいいが、ツボに入っている時間が少ない」 と師匠に指摘される。(泣)

 先日のレースでメロメロだったサイドマークでの動作練習をおこなうためビッグスクエアとやら。 ビッグスクエアあぁ?なんじゃそらぁ!東武ワールドスクエアの親戚かぁ? と凄もうと思ったけどやめた。

 上マーク回航後に行うこと、サイドマークでのジャイブ前後に行うこと、下マーク回航前にやっておくこと、など一連の流れや優先順位を頭の中にたたき込む。でもすぐに忘れちゃうんだけどね・・・。
次にスモールサークルをグリグリっとやって、ヘロヘロになったところで午前中の練習を終了。

 気温が上がり、午後は沖から大きな波とうねりが入り、風もどんどん上がってきた。海上では20ノット以上吹いている感じだが、監視艇は出てくる様子はないので、思う存分走り回る。風が上がってくるとスキッパーは後ろの方に座るので、ウィスカーのセット、ドロップ、ジャイブ等、全部クルーがやることになる。ローリングしながらかっ飛ぶフネの上での作業は結構ビビッてしまうが、何度かやるうちに最初の半分以下の時間で済むようになる。何事も訓練であ〜る。そのうち近くのフネも波間に見え隠れするくらい波が高くなる。後はリーチングでもぅ、 ものすごいスピードでバビューンとかっ飛ぶ。
トーネードのおぢさま達がゴーグルと耳カバーを付けている。わたしも、もう波しぶきで目を開けていられない〜!。波をかき分ける水流でお尻が浮き上がり、一気にトリップ。
 やっぱこれ、このスピード感!絶対にやみつき〜〜〜〜!
と、また練習だけはバカ楽しいわたしであった。


6月6日(日)
にがくてしょっぱい西日本選手権

 6/5(土)新幹線でカートップ組と合流。明日はTasar西日本選手権。わたしの公式戦でびゅー戦であーる。ものすごい関西ノリのパーティでお好み焼きを平らげた後、ミドルボート選手権が行われている新西宮マリーナをぶらぶらしていると、プロパガンダチームと鉢合わせ。いつも葉山で会っているM石さんに 「どこにでもいるなあ〜」 と言われる。そのお言葉、そっくりそのままお返しいたしますわ。

 翌日は朝から青空。一番安いリポDを一気飲みし本日も絶好調〜。でも本当は緊張してカラゲロ(失礼-_-)が出そうなわたし。長い水路を通り、橋をくぐってレース海面へ到着。

 南〜南西の風わずか5,6ノット。神経戦のスタートとなる。中央より下寄りで抜群のスタートを切るが、直後にポート艇をよけて初っぱなからB旗を揚げる。X旗が揚がるが誰も戻らない。実はイーブンなライン上にあったのは下マークで、アウターの小さなブイはずっと下。10艇ほどがリコールとなっていたらしいけど、その時はそんなことも知らず左右に分かれて散っていった。風が弱かったせいか、いつもより余裕を持ってコースを分析。左海面をリフトの中走り、アプローチも上手く行き5,6番手で1上を回航。ここまではサイコ〜。サイドと下りレグも順位をキープしたが、最後の上りですごく雑なコースを引いてしまい、ちょっと順位を落とす。たぶん7,8位くらいでフィニッシュ。なんで順位がわからないかって?そーれーはー、リコールだったから。ということで1レース目OCS。

 2レース目は少し風がやってくる。スタートはリコール臭く、X旗も揚がったので念の為戻る。でもX旗は降りず。上りレグでは、「シフトを見つつ風を拾いながらマークを目指す」というのは、多少の当たり外れはあっても大崩れはしなくなった。・・・でもフリートの中でのポジショニングや相手を踏まえた戦略なんて、やっぱり全然わかんなーい。(-_-)

 3レース目、スタートは足りなかったけど、だいたい2レース目と同じような展開で上りで離され下りで詰めるというパターン。一度はウェイブコールが遅れて波につっこみ失速、フネが バスタブ のようになる。
はい、そーです、上りで離されるのはわたしがヘタクソだから。そのとーり。(-_-)

 4レース目、気付くと風が吹き上がってきている。気を引き締めていこう!と下1から抜群のスタート。ポートに返すタイミングもうまく行きトップ集団に絡みながら1上回航。海上はもう20ノットは吹いてる感じ。師匠に怒鳴られるのも疲れ始め(笑)、そろそろサバイバルコンディション。

 師匠がフリーで爆進!後ろから来る波に乗り続け、2艇ほどすごい勢いで抜いてみせる。
スゴイ! グレイト〜! ブラボ〜! アミ〜ゴ! ボニ〜タ〜!(ばか)
絶叫しているうちに、突然
 ジェット水流に巻き込まれる。 えぇーっ!?何が起こったのぉ?気付くとわたしは一人海の中。

・・・落水。

 西宮の海水をがぶ飲みし、頭を揚げると師匠が遠くに見える。(-_-)
あーぁ、やっぱ 
アホウはアホウでしかない ってことですねぇ。戻ってきた師匠に引きずり揚げられドンベからフリートを追いかける。せっかく爆進中だったのに。でも落水したけどビリじゃなかったもんね。

 どうにか4レースを終え帰着する。すでに両手がしびれて感覚がなーい。
シャワールームでボーっとしていると、 
「さっき、泳いではったねえ〜」 と何人もの人に声をかけられ、こっ恥ずかしくてモジモジしてしまう。

 表彰式ではもっともっとショッキングな結果を知らされる。1レース目はOCS、2レース目は本部艇に抗議が出されてノーレース。3レース目、4レース目は なんとDNF。 フィニッシュラインを上マークと本部艇の間と勘違いしていたためアウター(と思っていた上マーク-_-)寄りを狙ったわたしたちは、フィニッシュラインを横切っていなかったことが判明ーーー!・・・え?何だか不意打ちを食らったようで、黙り込んでしまった。はるばる芦屋まで乗り込んできて成績表についたのは数字じゃなくって、全部アルファベット。

 もうレースのことは思い出すまい、と帰りの新幹線では寝に入る。ゴーっという走る音を遠いところで聞きながらしばらくウトウトしていたら、強風の中、何度タックしてもいつまでたっても上マークに付かないという夢を見てハッと目が覚める。

 くしゃくしゃに丸めてセイルバッグの底につっこんじゃった成績表をもう一度引っ張り出し、膝の上に広げてシワをのばす。こんなに頑張ったのに、1レースも順位がつかなかったなんて。失敗も多かったけど、上手く走ったレグもあったのに。シートの摩擦で赤く擦りむけた指先を見ながら、1上上位で回ったこと、落水して水をがぶ飲みしたこと、いろんなことが、頭ン中を洗濯機のようにグルグル回り始めた。悔しくて情けなくて目ぇうるうる鼻じゅるじゅる(失礼-_-)悔し泣きなんて、一体何年ぶりだろう。

 考えてみればこの歳になって悔し泣きなんて、そうあるもんじゃないなぁ。わたしはイイ経験してるかもしんない、紙を重ねていくようなペースだけど経験を積んで進歩していってるのかもしんない、そう思って納得。(たんじゅ〜ん)
だって修行が楽しいことだけだけだったら、修行にはならないのだあ。

今日のことはたぶんずっと忘れないっ。アホウなクルーを持った不幸な師匠ごみんなさい。


レース後のショット
このニガ〜イ思い出も、いつか良い思い出になるんだろーか。

 


5月23日(日)
IST(いんちき・せーりんぐ・とほほ)

 今日は稲毛でIST(本当は稲毛セイルトレーニング)といってレース形式の練習会。(どう考えてもSTCのパクりじゃ)お天気に誘われて、テーザーが9艇、レーザーもたくさん、それにシーホッパー、シーホース、走るスリッパ・モスなど加わりなかなか賑やかである。稲毛な人たちに一通り紹介してもらい、やっとなんとなく居場所が出来た感じ。

 師匠からいつも言われていることだけど、ディンギーではクルーがコースを引かないといけないらしい。なんて人ごとのように言ってみちゃったりなんかしたりしてー。 はぅー。(ToT)

 スタート時間が近づくにつれ、ソワソワして落ち着きが無くなるわたし。 だってぇー、コース引くなんて初めてなんだよおおおぅ(絶叫!)

 取りあえずアウターと風位の角度を見てラインをチェック。コンパスを見たのはこれが最初で最後であった。(笑)

 第1レース下1から出る。まずまずのスタート。でも完全に舞い上がってる。フルハイクしながらじゃリフトもヘッダーもじぇんじぇんわかんなくて、 うわーん、どうしようー、えぇい!タックー! と ビッグリフトの真っただ中 でタック(-_-)。まぁまぁのスタートをきったのに、1回のタックで大ブレーキ。下りではまた少し追い付くが、上りでまたどんどん順位を下げてブービーでフィニッシュ。

 2レース目、スターティングマニューバの途中でジブシートが飛ぶ。師匠が彼女の次に大事にしているよそ行き用セールが暴れまくる中での会話。

「シャックルが飛んだのかー?!」
「あ、いいえー、飛んでませーん!」
「えー、じゃセールのクリューがブッ壊れたのかー?」
「見てきまーす・・・ いいえー、壊れてませーん!」
「えー!じや、なんで飛ぶんだぁー?」
「わかりませーん!でも、このワッカが壊れていまーす!」

わははは〜。なんと ジブシートをウィスカーのワッカに付けてしまったわたし。 あの風じゃ当然耐えきれる訳もなくポッキリ行ってしまった(汗)どうりでなんかジブ深いし上れないと思った。その上あのコースじゃねえ。

 わたしが逆の立場だったら血管ブチ切れてるかもしんないけど、流石ノムさん心が広い。仕方なく2レース目はリタイヤしてハーバーに戻る。すっかり意気消沈してしまったわたしに師匠が声をかけてくれるが、その時わたしの頭の中では 船底を転がるジュースのペットボトルが心配で心配でたまらなかったので よっぽど落ち込んでいるように見えたに違いない。うしし。パーツを付け替え何とか第3レースには間に合った。

 気を取り直して第3レース。さっきほどは舞い上がっていないけど、わたしの引くコースなんてあみだくじみたいなもん。上マークのアプローチでも、レイラインと思ったのにじぇんじぇん足りなくて、無駄なショートタックを繰り返した揚げ句、ポートでミートして2,3艇のお尻なめたりとかメチャクチャなナビは相変わらず。第4レース、やっと第2集団に絡んでレースらしい展開で4位で終える。

 自分が何にもわかってないことが良〜くわかった1日であった。クルーザーの草レース、今まで一体何回出たのかもうぜんぜん数えきれないくらいだけど、フネの上で自分の意見を言う場合も、人の考えに同意したりやんわりと違う考えを言ってみたり、アフターガードに情報を与えることはあるけど、こんな風に、すべて自分の言ったとおりにフネが動くなんてことは全くはじめて。答えはすぐに帰ってきて、言い訳の余地はナシ。

 あーあ、練習はあんなに楽しかったのに、まだまだ今のわたしにはレースを楽しむ余裕なんてものは、これっぽっちもないなぁ。 一体全体!こんなんで9月の極秘プロジェクトなんて行けるんでしょうかぁ〜〜〜〜〜(泣)

 心はブルー、 でも顏はブラック(ほっとけ!)・・・な週末でした。


5月22日(土)
美味しいトコ取り

 今日はヨット部のオガワクンと急遽Tasar2706を出すことになった。朝から安定した南の風14,5ノット。絶好の練習日和であーる。 海のイエ〜ィ 建設の為か、艇庫から直接浜に降りる道路にあるポールが外されている。ラッキー!これで遠回りの必要は無く、浜まで1分!10:00逗子海岸から出艇。

 相模湾でのディンギーは久し振り。やっぱり青い海はいいなぁ〜(って稲毛な人ゴメンナサイ)。フルハイクでスプレーを浴びながらぐんぐん沖出しして七里ヶ浜沖までやって来た。霞ヶ浦高校時代、スナイプでブイブイ言わせていたオガワクンは、9月までに感覚を取り戻しテーザーを乗りこなすべく ボーボー 燃えたぎっている様子。

 楽しい!純粋に、走るのがとっても楽しい〜〜! 途中でビールせんせい達が乗るHOBBY HAWKとミート。レジャーモード用の色付きジブを揚げていたのですぐにわかって近寄る。ヒーブツーしてしばし休憩。

 またひとしきり走る。次にやって来るパフがリフトなのかヘッダーなのか。波の角度を見ていると少しは読めるよ、と教わりそれを試してみる。全部じゃないけど確かにそんな感じ。 また1つおりこうになった(笑)

 腹筋と太股がパンパンになり、午後早めに着艇。心の友、あぶずり食堂でドライカレーを平らげたあと、HOBBY HAWKに合流。一粒で二度美味しい一日。


5月15日(土)
いざ、浜名湖へーっ!

 今日は浜名湖で行われるプロジェクトWの練習会に参加。なんか遠征ってわくわするのはわたしだけ?寝坊して集合場所に辿り着けないという夢を、目覚ましの鳴る随分前から繰り返し見てしまい、結局睡眠不足でヘロヘロ。 これじゃ遠足前日の子供と一緒だぁ(泣)

 東名をかっ飛ばして10:30三ケ日青年の家着。カートップ軍団が集まるとなかなか壮観。ひっくり返した船型をしみじみ見ると、改めてテーザーがプレーニングディンギーであることに気付く。フネを降ろしているとブッチーたちも到着していた。

 参加総数は関東を中心に22艇。晴れ、南の風10〜12ノット程という絶好の練習日和。本吉コーチから簡単な練習メニューの説明があり、いざ出艇。 こーゆーのって初めてだから、何だかソワソワしてしまう〜。

 まずはじめにリバー。クローズで一列に並走し順にタックして行く。タックしたのフネがスタンをなめたら自分もタックという具合。ちょっと失敗すると途端に列を乱してしまう。今のタックが上手く行ったのかどうかがすぐにわかって面白いけど、延々続いて初っぱなから 大バテ である。
次はジャイブで行う。ウィスカーは久々だったため、手順を忘れてしまい大慌て。師匠にも言われっぱなし、 息はぜぃぜぃ、心臓バクバク。

 次は休む間もなく360度練習。ドタバタ駆けずり回っているだけで、全然トリムできない〜!でも師匠は容赦なくもぉ回す回す。ついに カラカラになった舌を犬のように出してぜぃぜぃ肩で息をする始末。(-_-)
持久力にはちょいと自信があったのに、涼しい顔してこなしているそこら辺の奥様クルー、 みんな一体何者なんだァ!?タダモノじゃない〜〜〜!

 あまりにもハード、そして失敗ばかりで意気消沈。サングラスの端っこから涙がちょちょぎれそうになる。でもこんなので泣いてどうする!ってハナをすすって、次の練習へ。

 次はブイを使ったジグザグ練習。コースを引く練習ということでレイラインを読み、師匠にタックのタイミングを伝える。ちょうど良かった!と思っても師匠の答えは「3ビームオーバー」。そっか、ディンギーはそんなにスレスレを回るのか・・・。

 突然、 大谷たかを さん登場。誰も迎えに来てくれないからと、何と岸から練習海面まで泳いでやってきた。やはり 野人という噂は本当であった。 乗る位置や走らせ方など、テンダーで追いかけ細かく指導してくれる。ありがたきしあわせ〜である。

 次はスタート練習。6分前に予告信号、3分前にP旗。練習とは言え、ディンギーのスターティングマニューバは初体験。小回りがきくからもぅ、ものすごいことになる。フネ同士がコツコツ当たる音、スタボ〜!シモ〜!とそこらじゅうに響き渡る。ジブシバーで止まっていても、3秒で走り出し次の瞬間には猛烈な加速。クルーザーみたいに体勢の余裕はまったくナシで、こりゃ大変だなという感じ。第一線で出ることを考え、リコールもしたけど、解消した後の巻き返しなど、走り比べとなるとまぁまぁ良い位置をキープできた。

ってことは、やっぱりわたしのクルーワークとコース引きに難アリということが露骨にあらわになってしまう・・・。はぅーっ(ToT)
最後にレース形式の練習を3本程こなし、本日のこゆ〜〜い練習終了。

 というわけで、わたしにとってはかなりハードな練習会であった。解装後、湖畔のお店でお約束の こがね色のビ〜ル、うなぎの肝、白焼き、うな重 などを平らげる。膝が笑っていてまっすぐ歩けない、おまけに足のそこらじゅうに、家庭の不和かもしくは変な趣味があると疑われてしまうような色とりどりのアザ、アザ、アザ・・・。ヘロヘロに弱ってしまったが、自分のレベルも再認識できて収穫は大。師匠!足引っ張らないようにこれからモーレツに頑張るから見捨てないで〜。



5月7日(金)
ビーサンで行こう♪

 通勤ラッシュの電車の中で一人 ビーサンのわたし 。 ウッシッシ(^o^)、今日は 会社を休んで海へ行く のだ!

 快晴、Tシャツでも汗ばむ暑さ。おニューのスプリングに袖を通し、いそいそと出艇。風が無いので出港する所からわたしがヘルムを持つ。小さなブイを見つけサークリングの練習をしたり、ジャイブの練習をする。だんだんと安定してジャイブできるようになり、ブームが返ってから舵を戻す感覚とかなぁんとなくコツが掴めたようで、師匠にも褒められ気を良くする。風もないし早めにお昼休憩を取ろうと戻りかけた所でー、 ほぉーらやっぱり風がやって来る。 無風から突然の神風。あわやチーン!と言う所で師匠とヘルム交代。 うへへ〜、やっぱこうでなっくちゃねえ〜。

 クローズ、リーチング、ランニングとクルーワークを思い出しつつ走る。風が落ち着いてきたのでわたしがヘルムを持つ。学連のヨンナナとクローズで走る。メインの最後のひと引きがキツイ。はじめはついつい落とし過ぎちゃうし、メインの反応も遅くて蛇行。 「集中、集中!」 と声を出し、テルテールとヒールバランスだけに全神経を集中させる。

「いいよ〜、今の30秒くらいは全日本で真ん中くらい」
「お、いいね、今全日本で3番くらい!」
「ウマイぞぉ、全日本優勝くらいだ!」
なわけないだろ!師匠、あなたは野村監督かっ!
でも気を良くするわたし。ははは。

 次はスモールサークルの練習。デッキから転げ落ちたりマーク回り損なったりドタバタと息を切らす。クロック、アンクロと6周回る。ぜぃ、ぜぃ。 ハラヘリヘリハラ になったので、ジャイブ練習をしながら一度ハーバーへ戻る。休憩後、だんだんと風が上がってくる。次は師匠のヘルムで練習ね、といいながら出艇しようと船台に手をかけると、監視艇が赤灯を回して出てゆく。えっ?と思った所で放送が入り、出港停止となる。・・・ザンネ〜ン。

 結局今日は超充実したわたしだけの練習日となってしまった。
悪いスねぇ師匠、わざわざわたしのために会社まで休んでいただいてぇー。さぁ、来週はいざ浜名湖へっ!



4月25日(日)
乗りたい、乗りたい、早く乗りたい〜。

 今日はHOBBY HAWKでレジャーモード。ジェノアだけ揚げて、GWレガッタと、Y-33関東選手権とレース見物ハシゴをしたあと、最後に師匠やブッチー達が出ているテーザースプリングレガッタを見に行く。30艇程のフリート。あんなに沢山のテーザーを見たのは初めて〜。フルバテンのビッグローチが格好良いなぁ・・・。

 晴れ、南の風ガストで14,5ノット程。午後になって少し波が出てきたけど絶好のレース日和。信じられないくらい短いオリンピックコースをグリグリ回ってる。次のミートでは逆転、その次でまた抜き返されたり、上手くリフトを掴んだり、ちょっとしたミスでクルクル順位が変わり、スリル満点。波をかぶって走る姿を見ていたら、なんだかムズムズしてきて無性にディンギーに乗りたくなる。

 あー、乗りたい、乗りたい、早く乗りたい〜。家に帰って次に乗れる日はいつだろう?とカレンダーを眺めた後、ジグザグタックしながら寝室まで行き、眠りの淵をプレーニングしながら爆睡。


4月17日(土)
長ーーーい午後・・・

 今日は会社のヨット部の日。全部で8人、フネはY-15とテーザー2艇、ホッパーの計4艇を出すこと決まった。わたしは好青年コバヤシ君を乗せてテーザーのスキッパーを言い渡される(真っ青)。

 穏やかな南風、7〜8ノット。夏の気配で賑やかになって来た海岸の空いているところから出艇。大潮の干潮でいつまでたってもセンターが入れらない。

 何度かタックを繰り返すと、ウェザーがとてつもなくキツイ。おっかしいなぁ、と思ってラダーを見ると何やらラだーを下げるシートがややこしいことになって45度くらい持ち上がってしまっている。ヒーブツーして止まり、調べてみるけどどうなってるのかよくわからない。いつも人任せ、言われたことをこなすだけの私が、初心者クルーを乗っけて海に出ている現実にちとビビる。わたしより30センチくらい良く育ってるコバヤシ君だけど、ここではわたしが頼りないスキッパー・・・。モタモタしながらもう少しで泣きが入りそうな様子を見かねて、ブッチーが助けに来てくれた(T_T)。取りあえずフネが当たって危ないので、スキッパー交代。先週に引き続きホッパーで一人旅(大げさ〜)に出る。

 練習には丁度良い軽風だから、今日の目標は 「ちゃんとクローズを走ること」「行きたい方向にトリムして走ること」 。でもアウトホールやバング、カニンガムのトリムまでは余裕なし。
フリーでフットがツンツン突っ張っちゃっててカッコ悪いったらありゃしないけど、
もーほっといて〜。いーのー。今日はー。

 それにしても海面が混んでいる。いい気分で走っているとすぐシモに釣りボートがいたり、ウィンドスクールみたいなのが連なってやって来る。突然目の前でバサッと転んだり、もう大変。
「お願いです〜。危険ですからわたしに近寄らないで〜!」と大声で叫びたくなる。時計を見るとまだ3時前。3時50分着艇と言われている・・・。
「あ゛ーー。まだあと1時間もあるー。」
「一体アタシはいつまで走り続ければいいのォー?」
「もー帰りたいー、助けておかあさーん!(T_T)」

 日が傾くと、気持ち風が上がってきた。おとし気味に走るとスピードが出て怖いから、すごい上らせて走る。行く先にパフのザワザワが見えると、ビビッてタック。おとして背を向ける(笑)。 あれえ、先週プレーニングに目覚めたはずなのに。あのスピード狂の私は一体どこに〜! 少し海面が空き始めたので、皆について沖へ出る。森戸沖までやって来た。クルーザーではこんなとこ、マリーナ出てすぐなのに、ディンギーではとてつもなく遠い。それにいつも、 「ちっ、ディンギー邪魔だなぁ」 とか思っているのに、いざ立場が逆になると 「ちょっとアンタ、大っきいんだから近寄らないでよォー、いじわるー」 と泣き顔になる。

 3時半を回り、ブッチーが「じゃジャイブしながら帰ろう」と皆に声をかける。ジャイブぅ?そんなもん、危ないからやだよ。今日はタックは20回くらいしたけど、ジャイブは結局3回しかしなかった。無事、浜へ着く。安堵にひたっていると、知らないうちに鼻歌を口ずさんでいる。新人クンの 「いやァ、一人で優雅に乗ってましたねえ」 という言葉に、つい 「まーねー」 と答えてしまうおバカなわたしであった。


4月10日(土)
こちとら雨風女じゃい!

 2回目の稲毛道場トレーニング。10:45稲毛ヨットハーバー着。か、風が・・・ない・・・。艤装を済ませ、しばし風待ち。午後になっても一向に吹いてこないので、とりあえず出港。鏡の様な海面にわたしのヘタクソなジャイブ練習が映ってる。アンヒールさせて、メインを思いっきり返し、あおってバテンを返す、の繰り返しで汗だくになる。うーん。うちでティラーの持ち替えの練習をいっぱいしてきたのになかなか上手くいかない。やっぱクイックルワイパーじゃだめか。

 すこーし風が来たのでクローズの練習、スピードが落ちたらちょこっとおとし、また動き出したらのぼす。首筋鈍感&ウィンデックス命の情けないわたしは、フランクおじさんの作った羽根を見上げっぱなし。で、風は突然やって来る。どっかーんと。しかも雨と一緒に。

 2回目なのに2回とも雨と風。こうなったらもう開き直る。
うり、うりぃ〜、こちとら雨風女じゃ〜。
横っぱしりさせるとものすごおい加速。ひえーっ。ビビッて師匠とヘルム交代。風はガンガン上がり、リーチングでかっ飛ぶ。「よっしゃージブトリしろよー」「は、はいぃぃ〜!」ってな感じで、トーネードのおヂさま達と狂喜のプレーニング合戦。波に乗り風を追い越すとバサッと一瞬ジブがシバー。 「ジブばたつかせんじゃねーよ!」 師匠に初めて怒鳴られる。わたしもアドレナリン大放出! このお尻が浮く感じは何なんだー?一体ぃ!

 ラフして今度はクローズ。いきなり波の洗礼を受ける。 ついに稲毛のコーヒー色の海水が口に入ってしまう。 ウェイブコール、パフコールをしてみるけど、あまりにもきっつーいこのハイクアウトは「一体いつまで続ければいいのぉーっ!」って感じ。
タック。で、ローテーションレバーが入らない。バングを切って、もう一度トライ。でまたバングを入れようとすると、またローテーションレバーが外れる。2,3回繰り返しようやく完了。師匠の顏が引きつっている。風位を越えた瞬間に上手く返さないと大変。
今度はジブシートを「ブッ」と出してしまう。慌てて引き直すと上側のシートがこんがらがってしまう。チョンボのてんこ盛りパフェ・まるこ風。師匠の顏を恐る恐る見ると穏やかなうす笑みを浮かべている。コ、コアイ・・・。

 そのうち赤灯を回した監視艇に追いかけ回される。風速が10メートルを超え、出港停止になったらしい。しばらく気付かない振りして逃げるが、追い付かれたのでやむなく帰港。いい所だったのにぃー。それでも強者レーザー軍団は、港内でセーリングを続けてデモンストレーション。こちらも解装せずに暫く粘ってみる。すると暫くして出港停止が解除になった。鼻息荒くまた出てゆく。
きゃぁーきゃあー楽しいよ〜。

 こうしてプレーニングの快感の味を覚えてしまったわたし。
すごい、本当に感激してしまい、家に帰ってもずっとその余韻が消えなくて、なんだかボーっとしてしまう。ついにその晩テーザーでかっ飛ぶ夢まで見てしまったわたし。でも何故かスキッパーは会社のコピーセンターのおじさんであった。(-_-)


4月3日(土)
初めてのお使い、じゃなくてシングルハンド

 うっすら心地よい陽が差し込む横須賀線で爆睡しながら逗子に向かう。ヨット部の艇庫までは徒歩10分。今日のメンバーはブッチー(部長)と雅子さん、初参加のナンちゃん、そしてわたし。そっかぁ、んじゃテーザー2艇だな、ルンルン♪と思いきや、雅子さんは体調不良とのこと。あははん、じゃ三人乗り?などとダラケきっていると、ブッチーに 「ナンちゃんと俺はテーザー、マルコは一人でホッパー」 と宣告される。ぎっくぅー!ちっと待ってブッチー、マルコはシングルハンドでなんて出したことないんス。今は風ないけど、吹いてきたらどうするワケェ?撃沈とかしちゃったらどうするワケェ?と動揺しているわたしを尻目にみんなサッサと艤装を始める。うぅー。見かねた雅子さんが始めだけ一緒に乗ってくれることになった。 仏のようなお方。

 シンプルだけど、何やらややこしいアウトホールのセッティングを習い、いざ!大海原へ!(逗子湾内なんだけどさ)雅子さんがマストの前にこっち向きで座ってあれこれ教えてくれる。数回タックを繰り返す。フッ、なかなかウマいぢゃん。で調子に乗ってジャイブ、これはメロメロ。回りすぎだってば。何か知らないけど何とかなりそうだ。雅子さんを浜で降ろす。

 いよいよ 独りぼっチッチの航海 に出る。「センターボード入れて〜」「アンヒールしてるよ〜」浜で雅子さんが声をかけてくれる。「てぃーっす!ありがとう〜」と振り向かずに手だけバタバタ振る。沖は真上なのでジグザグ走っていく。南の風3ノットくらい(^_^)。かなり大きい声での独り言を連発。「あ、えっと、のぼりすぎ〜」「あらら、アンヒールしてるからー、よっこらしょ」「いやぁーーん、どっちから風来てるのォ〜?」とブツクサ言いながら逗子湾のかなりアブないヤツになっていた。でも今週もちょっとだけステップアップ。ブッチー、雅子さんありがとう。


3月27日(土)
稲毛フリート道場へ入門!

 おかしいなぁ。晴れ女のはずなんだけど、 冷たぁい雨・・・。押し入れの奥の方でくしゃくしゃになっていたドライを引っぱり出し、今日から師匠の元に入門。

 会社のヨット部に入った新しいテーザーには数回乗ったけど、乗ったことあるって程度。 どうしても上手くなりたい!今年はヨットの虫になるのだっ!ストイックにやるのだ! というわたしと、練習クルーのいない師匠と利害関係が一致し、入門と相成った。 

 稲毛の黒い海に出る。ビッグサークルとやらの練習に入る。クローズからタックして、ベアダウン、ジャイブ、ラフしてクローズへ、と言うのをひたすら繰り返す。クルーも結構忙しい。サイドステー・ジブリーダー・アウトホールのトリム、ウィスカーの展開、ローテーションレバーの操作などなど、はじめは手順を覚えるだけでも大混乱だったけど、そのうち体が覚えてきた。

 はっきり言って目からウロコが落ちた。今までのディンギーなんて(特にヨット部に入るまでは)きちんと教えてもらったこともなかったし、ただ何となく乗っていただけ、という感じだったけど、レースのための練習ってこういうことなのかって、すんごく勉強になった。この調子で今年の夏を過ごせば少しは上手くなるかなあ・・・。


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