第12回 フレンドシップレガッタ
先週はTシャツ日和で夏がやって来た〜!と思ってたのに、今日はうすら寒〜い曇り空。かと言って風が良いわけではなく、寒いけど、なんと言うかラクチンそうなコンディション。今日はサンフランシスコで35ftのバウマンをやっているというニコちゃんことニコラスも飛び入り参加して8名。せっかく重量系クルーが乗ったのに、 風弱すぎ。 烏帽子までのベアリング290度。風は東。スターボーのスピンスタート。今日はフラッグがいつもより低いところに揚がっていたので他艇のセールで全く見えず、4分で取り直そうとしたがこれも結局見えず。正確な時間がとれないままのマニューバ。頃合を見てスターボーに返しポールをセットしてスタート後即スピンアップ。一路江ノ島を目指す。 今日はZMYCとの合同レースということもあり、いつもの烏帽子手前の網は北側を通過してもよいことになった。その代わり葉山の何艇もが(含・ホビーホーク)かつて激突している烏帽子手前の網の岸側、オンザロックポイントにニアミス する恐れがあるので気をつけなくちゃ。コアイ〜。 岸寄りを行く船が多い中、ホビーホークはほぼプロパーで行く。まずは江ノ島沖の網の北側エンドをギリギリを狙って行くことにする。今日は我が艇よりさらにちっこいのが2艇。江ノ島のBrightenとトラベッソ。ビッタリ付いてくるからこのままじゃダメダメだー。特にBrighten!いつだったか逗マリカップ同じクラスで、ワンツー入賞したことがあるけど、なんだか最近勝ちまくってオープンレース荒らしをしているらしい?(Brightenさん見てる〜?) ぎゃわーん、ついに葉山に侵攻か!? 右舷お子様、シンデレラなど速いフネは豆のようになってしまったけど、30ftくらいのチョイ上のクラスとは辛うじて並んで走る。海援隊、ナポリ、O&S。サクラやGaiaもまだ一緒だ。陽光はちょっとリードか。その前のフリートとも付かず離れずで、前半はマズマズ〜。その後もなんとかくっついて走るけれど、江ノ島を過ぎた辺りで軽い風がポンポン入り始めると、快速艇はみんな スーーーーーーーーっと加速して 前へ出る。もうこれってたまんないス。鈍足艇はこのストレスとガッカリ感をどうやってやり過ごして自分たちの走りをするかが、うーん、いつもの永遠のテーマ。やっぱり一緒に走れなくちゃつまんない。 吹いた時はいいけれど、軽風はどうもよろしくない。さっきまで並んで走っていた海援隊も気づくともはや豆のよう。烏帽子へのアプローチでキリキリのぼりたかったので早めにジェノアを揚げて、スピンダウン。 葉山に向けたところで後ろから来た田中会長&飯沢集計隊長のレディーすーとラップ。で、間もなく抜かれる・・・。 あとは大きいのにどれだけ離されないかがキモなのでアウターシーティングで頑張る。風が安定しないのでヒールバランスのためにカミシモを行ったり来たり行ったり来たり。間延びする単調な走りだけどここがダイジな所。 頭の中では往路より北を走っていると思っていたけど、GPSの航跡を見るともう交差して沖に出そうな感じだった。行きに網の北側をギリギリかわしたことを考えると、もっとのぼして航跡と平行に走らないと網にひっかかっちゃう。そう思って先頭集団よりのぼりのアローワンスを取って走る。むふふ。案の定先行フリートがみんな網にぶち当たり、タックして上ってきている。これでずいぶんゲインしたかな?と思ったけれどこっちの走りが悪かったのか、あまり詰めた感じはしない。むー、なんかいけてない。 スタートラインのポジションをインプットし忘れたので、GPSを見ながら、「航跡がぐるぐるぐるぐるしている辺りがフィニッシュだよね〜」 と言ったら、この 「ぐるぐる」 にニコラスが異様に反応し、「ぐるぐるって何だ?」 と英語で聞いてくるけど面倒だから適当に言っとく。(ごめんよニコちゃん) そのほかにも「波来るよ〜」というと、隣で「ナミクルヨ〜」。「パフ入るよ〜」「パフハイルヨ〜」。ニコちゃん、お前は2歳児かーっ! 目を凝らして逗子沖を見つめると本部艇発見。まだだいぶカミだから振れタックかな。すぐ前の何艇かもタック。でもよ〜く見るとうんと前にはシモの方でフィニッシュしている艇もいる。またまた目を凝らすとアウター発見!なんてことはない、スタートラインと全く同じでラインを縮めてはいないみたい。ヨッシャー、このまま入れるー、ノータックだー。 一度は離されたレディーすーとパラレルでラインになだれ込む。ややリードか、でもこっちは上りイッパイ、向こうはシュートしてる〜。 あああぁぁああぁ負けちゃう〜 と思ったけどあとで見たら1秒先でした。会長失礼しますた。 小型艇に有利な行って来いの割には成績は振るわず。修正で 25艇中10位。 本日のメンバー:8人 レースリザルトはこちら。
2004年!新・対戦成績 |
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