第1回ひな祭りレガッタ
昔、【ニュージーランドからの手紙】 っていう連載が、舵かヨッティングどっちか忘れちゃったけどありました。 「20ノットの風。夕方、僕はスプレーを浴びながらレース海面へ向かう。」 みたいな…。 当時NZでレース三昧の生活をしていた西村カズさんが書いていたコラムを、毎月心躍らせながら読んだものです。ハハハ。 葉山マリーナヨットクラブのメンバーでもあるその西村さんが、クラブレースのレベルアップのために、無料で!コーチングしてくれるセーリングクリニックの番がいよいよホビーホークに回って来ました〜。今日は一同ちょっと緊張…。 ご挨拶の後、いつもなら10時ちょっと前にドッグアウトするところだけど、今日は艇長会議が終わったら、すぐにいそいそと出ていく。そして、いきなりスピンなんか揚げちゃったりなんかして。 北〜北東の安定しない風。トランジットを取って、バイアスを見るもフレフレまくりまくり。 APが揚がり、しばし待機。 そのうち、北西、西、そして南の風へと振れていく。 スタートラインはずっと岸に移動して、11:10、ようやくスタート。 超!カミ有利のラインでカミ側がごった返す。団子になってコミッティーボートに寄り付く。 カミからひどい割り込みをしてくるフネにブツクサいいながら、風もスピードもなく、ちょっと冴えないスタート。うーん、ロケットスタート(1カミマークまでの「やせ馬の先走り」とも言う)を信条とするホビーホークとしてはいささか納得の行かない滑り出し。 逃げのタックを打って、フリートの右寄りに位置しながら、あとはスターボーロングの片のぼり。でも行く先には全然風がないよーぅ!左は高速道路みたいなブローラインが続いていて、そのまま伸ばして一番岸寄りの左海面へ行った艇団がアプローチではうんと前へ出る。フェローズが遥か前〜!ガルル〜。横目で見るも、身動き取れず…。 強弱も振れ幅も非常にハゲシイ安定しない風の中、何とかマークへたどり着く。 「うーん、こ、これは…」 と西村さんも苦笑いの"3年もの"のスピンは、シットリとお肌に優しいシルクの風合い。微風にだらしなーく垂れ下がる。 結局走りのツボを得られないまま、冴えない順位でフィニッシュ。せっかく西村さんに色々アドバイスを頂いたんだけど・・・。そういえば、HMYC1号艇(ニッポンカップ艇)をチャーターして出ていたYSBこと世捨人チーム に、クロスするたびミートして、もーまるでニッポンカップ状態。うちも遅かったけどそっちも相当…(以下自粛) 1レース目は26艇中21位。 フィニッシュしたら、なんだか黒い雲。そして風。葉山上空をミニミニ前線通過か?もしかして吹き上がるのかも〜と思いながら、ちょっと寒くなったので上着を着て、あとはしばしお弁当タイム。 ベロベロに緊張感がないまま、またまた超カミ有利のラインになだれ込む。と言っても足りなくて、ラフに応じてくれないカミ艇をツンツンしながらようやくスタート。さっきの突風はもうどこかへいっちゃったみたいで、スローな展開。海面はムラがあるけれど、黒い雲に向かって、時折風がやって来る。四畳半ブローを捕まえながら進むと、もうカミマークを回航したトップ艇が風に乗ってスピンでかっ飛んで来る。 風が来たーっ!! …と思ったけど、後続艇が回航をする頃にはそんな風どこかへ行ってしまい、どんどんどんどん風が振れてついにはカミシモ逆転してしまった。 ドツボにはまった右舷お子様とはテール・トゥー・ノーズで、あとは、うま〜くインをとられたミヤジマさんちのビックディッパーや、 またまたよく会うYSB などとゴッチャになってラウンディング。 その後、北寄りの風がきちんと入りフルハイクのコンディションになる。あんま〜り覚えてないけど、ミートしたのは?そうですYSB。 あまりに遅いので 藻に服してたのかも。 でも、全体的に冴えなかったなぁ、と思いながら成績表を眺めると、なんと、HMYC艇の順位では2レース目は 第1位 だったことを発見!!今回は、プラトーカップを兼ねていたので、お上手なプラトーが8艇と外来の大型艇も2艇いたので、ちびっこフネとしては頑張ったんだけど、総合成績だとダメダメの13位・・・。 レースリザルトはこちら 本日のメンバー:8人
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