第10回 スプリングレガッタ
Date: 16(Sun), Mar, 2003 
上下ソーセージ×2レース
 Race1: 10:40am スタート 距離: 4.4NM 
Race2: 13:15pm スタート 距離: 4.75NM
参加艇数: 25艇(うち外来艇4艇) 本部艇: シンデレラExp.

 昨日は思いがけない雨でテーザーに乗れず、(いや正確に言うと、雨だから乗るのをやめただけなんだけど・・・) なんかこう、体の中に毒素が溜まっちゃったというか、体を動かしてスッキリしたい感じ。最近、どうも動きが鈍くて自己嫌悪になることが多いので衣装も動きやすい春バージョンに衣替えし、やる気マ〜ンマンなところを見せる。(ウソ)

 最近すこぶる好調のホビーホークだけど、いつだったかBセイル(Lセイル?)のY川さんに、 「チミらは 【やせ馬の先走り】 だ」 などと言われたことがある。 (実は、ロケットスタート1カミ上位、のち脱落ってのは昔から得意なの〜) オールスターまでは首位独走するどっかのプロ野球チームみたいにならないように、気を引き締めて行かなくちゃだわ。

 今日は、北寄りの軽風。薄日も差して結構マイルドなコンディション。早目に海面チェックを始める。風がいいのは真ん中か左寄りか。右はヨワソに見える。北東から東北東くらいの間で振れたり戻ったり。ラインはやや上有利。ホビーホークは真ん中ちょい上くらいでフリーウォーターを見つけて、少しずつ流す。シモの方ですんごい出ている船発見!それも3艇!何あれ〜!1分間違えたのか!? そうこうしているうちにシモ側の艇団がなだれ込んでゼネリコとなる。

 2度目のスタートはラウンド・アン・エンドとなりみんな慎重な寄り付きになる。さっきと同様にやや上で出たかったけれど、ラインを流す時間が少し長めになり結果的にはシモ目のスタートとなる。プランどおりに左に伸ばし、暫くして一度返して真ん中の海面を行く。右の艇団は徐々に遅れた模様。招き猫、速っ!!(その後、いつだかのダウンウインドレグで招き猫が横になってお休みしていたようだが、あれは気のせいだろうか。お上手なチームでは滅多に見られない横型のスピン別名イカスピ・・・むにゅむにゅ以下自粛

 1上マーク付近で極端に風が弱くなってくる。その上、左からバシバシバシバシレイラインに入ってくる艇がいて、シットエアをくらいまくりでヘロってしまい、入れなくなる。むぅー、ショートタック2本・・・。ベアウェイセットで回ったけど、同型艇ふエローズが前にいて、早目にうまくインに入っておきたかったので、結局ジェノアダウンしたら即ジャイブになる。ぜぃぜぃ。

 1下マーク回航しエローズは即タック、ホビーホークは右へ行きスプリット。1上レグ同様、コース真ん中あたりで返し、スタボーを伸ばす。風は右に振れ、もはやスタボーロング。次はジャイブセットになる。ガイアがうーーーーんと左海面へ突っ込む。左がよさそにも見える。風がひょろひょろになってきて、スピンも時々だらーんとしはじめる。ジャイブして風拾いをしながら耐えて走り、一度は海援隊にラップしたけれど、動かずに耐えていた海援隊に軍配が上がる。

 大型艇は風のあるうちにフィニッシュしてしまったので、チビッコたちはタイムリミットとの戦いになってきた。耐えに耐えてフィニッシュラインを切り、プー がなった時は歓声があがる。暫くしてフィニッシュラインクローズのプー。ひゃー、よかったよかった!後ろのライバル艇たちはDNF。(要するに、フィニッシュした中ではビリ)

 ミスも無く走りも悪くなかったけど、大型艇フィニッシュ後に風がパッタリなくなってしまい、チビッコには美味しくないレースだった。ま、これがMixed Fleet Race。強風の "行って来い" などチビッコ有利な時もあるわけだからこればっかりは仕方ない〜。25艇中修正17位。しょぼーん。

 次のスタートを待っていたら、沖のほうから南がやってくるのが見えた。弱いながらも、1レース目の後半よりはしっかりした風。マーク移動の間、全員 ぼけーーーーーーーーっ としすぎてラインから離れすぎ、気づいたときには回答旗が降りていた。ヤバッ。レースモードになりきれないまま大急ぎでスタートラインへアプローチ。上側から回りこんで上一スタートを試みたけど、水が出来ず追い出された艇で大渋滞となる。うわーーーん!回りなおしー!どひゃー!また回りなおしー!!と、なんと2回も追い出される大失態。本部艇を回らず、コースサイドから戻って水を探せば良かった〜、後悔先に立たず・・・。弾丸ロケットスタートを美徳とするビール先生にとっては大ショックのスタートになってしまう。 (で、でも本当の所は1レース目終わってコソ飲みしたビールが原因だとアタシは思う。)
 
 もちろん、1艇寂しくビリッけつのスタートである。本部艇のハルクさんに 「まぁ先は長いし気を取り直して〜」 と慰められながら。トホホ。

 風は激しく振れまわり、海面もムラだらけ。ヘルムは黙ってテルテールに集中しないと走らないコンディション。ドカーンとヘッダーが入りタックを返すと、少し前にいるふエローズもすかさずタック。ゲッ、こんな所からずっとカバーされちゃうの?でもすぐ前にもライバル艇がたくさんいるから、カバーは気にせず丁寧にシフトを拾って行くことにする。この時走っていた所が風がよく、ウルトラリフトを得てラッキー!!ナポリンを捕らえてビリ脱出に成功。5度くらいのシフトで丁寧に振れタック。ラルでおとされていることもあるので、全員でコースに集中する。

 結局、上マークまでには前の艇団に追いつくことができた。普通にスタートできてこのゲインがあれば、相当前に行けたのに〜、と悔しくなけど、あくまでも 「たら・れば」 の話です。ワハハ。

 それにしても、もう本当に、ふエローズとは真のライバル艇 なのであーる。殆ど同時に上マークをベアウェイセットで回り、並走しながらダミージャイブごっこになる。ジャイブの「ジャ」という発音にみんな反応しちゃうから、ホビーホークはジャイブの代わりに 【ぶりかま】 と言う事に決める。一瞬で 【ぶりかま】 してスタボーをかけようと試みる。でも、そんな時に限って古いガイが外れずスピンが一瞬潰れてしまう。向こうにスピードがあり、あっさり前を切られる。・・・ぶりかま作戦、失敗に終わる・・・。

 2上、2下も抜きつ抜かれつやり、ついに3上で逆タックを走っている時に少し引き離す。その後、ヘッダを走るのが心穏やかではなかったけれど、一応カバー重視で行く。OSにも追いつきトホホのスタートからしては、随分格好がつく所まで追いつくことができた。でも、あのスタートじゃやっぱりねぇ・・・。というわけで、2レース目 修正10位

 総合成績は12位!いいんじゃないの?真ん中だしー。ちょっとだけ感じていたプレッシャーもこれですっきりと消え、ふー、定位置バンザイ!!

【本日のメンバー】
ヘルム: ビール先生 
メイントリマ: 中村さん
ヘッドセールトリマ:山ちゃん  
ミドル: むんむん、佐藤クン 
バウ: あたし

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