昨日まで風予報は「よわ」だったので（マッキー見てる？）靴もセーリングパンツも軽風仕様のつもりだったけど、朝の6：55詳細天気予報によると、昨晩小さな低気圧が発生して今日は北風が強まるとのこと。
シェー。セールバックにブーツと防寒着をもう一枚つっこんで葉山へ。

　艇長会議でも今日はこの後どんどん風があがるという話になったので、一応ワンポンリーフまで通して海に出る。だけど今の所北東のヒョロヒョロ風。行きはスピンが上がりそう。バイアスはやや下有利のようだけど（と、アドぽんが後で言っていた･･･わはは）、岸側をキープしたいので「本部艇寄りの空いたところから」というプランに決定。ジャストの陽光に続きTail to Noseでまずまずのスタートを切る。同時にスピンアップ。風、弱いながらもプランどおり艇団の岸側を陣取って順調に進む。もっと岸に、右舷お子様、紺船、ふエローズ。3艇ともスピンは揚げていない。後ろの方は風が弱そう。

　その後、網のケアと風がほんの少し前に回ったこともあり、ジェノアの方が効率が良さそうということになり、程なくしてスピンダウン。沖の船は全艇スピンをはらませているのでちょっと風が違うのかな。うーんと沖にぷー太、赤いの、ダれトン改めオンディーヌ。網の沖側を通るらしい。

　ジェノアの外取りでしのぎながら江ノ島を通過。沖側からのぼしてきた艇と、このあたりでマージし始める。島に近寄りすぎるとブランケが心配なので慎重にアプローチ。もっと岸の何艇かがラルにつかまった様子。ホビーホークはなんとかブランケから逃れ、網もかわし、いよいよ烏帽子がくっきり見えてきた。

　昨年11月の逗子マリーナカップで予期せぬ暗岩に派手にロックした現場まであと少し（汗）。烏帽子手前１マイル付近？。この暗岩の存在は知っていたけれど、みんなとお団子になって通過したにもかかわらずホビーホークだけが激突･･･。大当たりってやつです。今回も目立たないうすらボケた黒っぽいブイがあるのみ。（昔はたしか箒か旗みたいのが立っていた気がするんだけど。今回もすご〜〜〜〜く近寄っていた船発見！！そこのあなたかも?! ご注意を！）
そんなわけですっかりトラウマになっているホビーホーク的には、血眼になってそのうすらボケたブイを探すことを最優先とし、その後十分にアローワンスを取ってから烏帽子へ向ける。

　少し落としになったのと、風も後ろに回ったのとで、再びスピンアップ。今度はきれいにはらみ、快調にとばす。前の艇団にもここで結構追いつき、真ん中くらいで烏帽子を回航。今日は波がないのでかなり寄せて、ボラがちゃぽちゃぽ跳ねる中、セールを絞っていきタック。

　江ノ島を越えたあたりでやや落とし気味からクローズ一杯にギアチェンジする。真ん中艇団の中では岸寄りのポジション。この先は岸の方が明らかに風が良さそう。30S2軍団と暫く一緒に走っていたけど、海援隊が抜け出す。のぼりが異常にイイ〜。おぎゃわち以上のピンチ君がいるらしい。
だましだまし上りつづけ、あっという間に置いていかれてしまった。とは言え、うちも早めに上っておいたのが功を奏し、稲村を超えて見えてきたフィニッシュは真ん前。ノータックで行けそう、むしろちょっと落とし気味。あとで聞くと先行艇はずいぶんヘダーを受けたらしく、みんな何回かタックしてのアプローチになったらしい。ラッキー。その代わり今の風は結局安定せずヨワヨワのままで、最後までフルハイクにならないで終わってしまった。

　フィニッシュは、レディーフー、アデレートに続きなだれ込む。後ろにはオンディーヌ。ちっこいのもでっかいのもまだまだ後ろにいっぱい居る！ウシシ。

　上がってから、しなそば屋で順位予想をする。着順は真ん中あたり、近辺の大きいのは食えるはずだから、ちょっと上がって7位、いや5位、もしかしたら4位くらいいけるか？との結論に達する。
そしたらナント、優勝でした〜　ひゃー、実に久しぶり!!

　優勝だもん♪ 優勝艇が受け持つパーティーのお片づけだって、楽勝よ〜･･･と思ったら、今日のメニューは焼肉!!　ガーン!!! その後、薄暗くなるまで亀の子タワシを手に焦げ付いた鉄板と油と格闘し、体も冷え切り爪は真っ黒･･･。　ま、いっか！優勝だしねぇ！

▲お片づけをガンバル３人 ビール先生、ダニエル、山ちゃん	▲クラブハウスにて祝勝会 このカップはウソです、ごめんなさい〜

本日のメンバー：　7人
ヘルム：　ビール先生、メイントリマ：　中村さん、ヘッドセールトリマ：　山ちゃん、井川さん、
ピット：　むんむん、マスト：　ダニエル、バウ：　アタシ

▲ホビーホーク優勝の奇跡？もとい軌跡！（飯沢さん提供）

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