第12回ニューイヤーズレガッタ
久々のレポートです。 麗らか〜な小春日和の海に出てみると、すでに少し西に振れ北西の風。マリン天気予報も今日はぐるぐる振れ回る微風だと言っていた。アウターがセットされたけれど、その後振れ戻し、結局北東ぽくなり、打ち直してからのスタート。よわよわの風の中、ピン寄りでスタート。フェローズがそおっと追い出されてしまいリコール。「ワハハ、出ちゃった、ガハハハ」体でっかちの声が超微風の海面に響き渡る。ワラタ。 スタート直後、殆ど無風になり、艇団の真ん中やや左くらいのいい位置で神経戦に突入する。なんか、うしろから入ってきているような感じ。そっとスピンのギアをスタボー側に回しておく。ブームを出しているのはうちとアドポンだけ、後ろの船は何故かまだ気づいていないらしくセールは絞ったまま。前の船にはまだ届いていない。ウシシ。一番最初にスピンアップ、続いてアドポン。こういう時にイカとか揚げたら関東バウマン協会では一躍人気者になること間違いなしだけど、大丈夫だった(フー)。
2レース目が始まる頃には南西の軽風が安定してきたように見えた。カミ寄りからアプローチしたけど、OSがカミ前方ラップ無しの位置にいて、ゆるやかにコントロールされてしまう。 と、気づいたらもう風が西に振れ戻していて、マークはもう正面。風もまたヘロってきてしまった。スタートでは出遅れたけど、おかげでお団子艇団の中に復活。当然ジャイブセットで回航し、一列になってシモマークへパレードみたいに進む。シモマーク回航後、紺船が何を血迷ったか稲村ケ崎に向かって突っ込み、大バクチに打って出た。で、死んだ。サヨウナラ〜(でも・・・同じチビッコクラブとしてはバクチを打ちたくなるその気持ちはとてもよくわかるよぅ…)。風は相変わらずクルクル振れまわり大我慢大会の様相を呈してきた。とにかくマークに近づく角度で走るようにジブを返したりヘッダーに耐えたり、苦しみながらもなんとか走っていると、やがて前の艇団に追いついた。猫小判舟とか、シンデレラとか、アドポン(今度は速い!)とかは、既に次のマークも回って来ていてもうすぐワンラップされそう。しかも、なんとスピンでやって来る。ハウー、また北寄りに戻ったらしい。それも、けっこういい風。 その風、そろそろ入りつつあるけれど届きそうで届かない。スピンとスピンがレグ違いですぐ近くをすれ違う、なんていう琵琶湖チックな光景を目の当たりにして、もうわっけわからなくなる。おおおおおーきく遅れていた建太率いる右舷お子様が風と一緒に引き波を立てながらスピンで追いついてきた。ジャバジャバジャバ〜、で止まる。ハイ、風おしまい。いつのまにか紺船もレース復帰!死にかけたのに首の皮一枚で繋がった模様。!しぶといな〜。こうなるともうひっちゃかめっちゃかである。陽光がマークに吸い寄せられて止まっている脇をちゃっかりすり抜けて、何とか格好のつく順位まで追い上げてきた。ラップされたチャーボイとほぼ同時にマークに辿り着く。でも向こうはフィニッシュのホーン、こっちはもう一周・・・。北の風を捕まえて最後の2レグを難無く走り、着順11位でフィニッシュ。
ふ〜〜〜、色々色々あったけど、結局こうなりしましたって感じ。 本日のメンバー: 成績表はこちら |
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